トップ 歴史 散文 日誌 視界 隠れ家 台所 メイル



0719:穴のあいた世界


テルミンに誘われて、チホちゃんと一緒にとあるパーティに。
休日のため全員の夫も揃うと、おお、なんかマダムっぽい。

しかしこのところヨソイキを着る機会がまったくなかったので、
ゆうべクロゼットを漁るも、適当な洋服が出てこず苦戦。
カジュアルか、結婚式か、しかないクロゼット。そのあいだがない。
かろうじてキレイっぽいワンピースは一体何年前に買ったもの?
で、結局いちばん無難な服に決めたら今度は靴がバッグがと大騒ぎ。

洋服っていうのは、どうして買っても買っても「ない」んだろう。
タンスの引き出しの中に穴があいているんじゃないかと思うくらい。
穴といえば、わたしの財布にも絶対穴があいていると思う。
いつも肝心なときに見つからないポイントカード。どこにいってしまうの?

それにしてもあんなにポイントカードを持っていながら、
ポイントで得した経験がえらい少ないのはなんででしょうか。

と、話がだいぶんそれましたが、パーティは楽しかった。
いろんな人と会ってゲラゲラ笑うなんでもない時間が、今とっても貴重。
たぶん今年のわたしの使命は、いろんな人と会うことなんだと思う。
これまで引きこもっていたぶん、出かけなきゃあなあ。
 





0717:カッコワライ


カッコワルイ、ではなくて、カッコワライ、である。
そう。(笑)←これのこと。
先に紹介しておくと、カッコアセやカッコナミダ、カッコバクなどもある。

わたしがカッコワライを知ったのは、パソコンを覚えた1999年のこと。
なんじゃこりゃあ、と思ったものだ。なんと読むのかもわからなかった。
しかし今やメールには欠かせない。たまに手紙でも書いてしまいそうになる。
しかもどういう文章につけるかによって、カッコワライの意味も変わってくる。

「きのうは買い物しすぎて、帰り重たかったね(笑)」
「そういえば、きのうのあのワンピース、全然似合ってなかったよ(笑)」
「つい似合う似合うとかテキトーなこと言っちゃったけど(笑)」
「なのに買っちゃうんだもん(笑)センスなさすぎ!(笑)」

もはや笑っていられる状態なのかわからなくなる文章も、冗談のように変身。
ああ、カッコワライ。恐るべし。

だけどわたしは、メール以外ではなるべく使わないようにしている。
この便利さに慣れてしまうのが怖いから。
ちょうどいい距離を保って、カッコワライとつきあっていきたいから。

いつか広辞苑にも載るのかな。カッコワライ。
ボトルに刺さってでてきたブリオッシュ





0713:夏のお墓参り


週末、鎌倉に一泊。祖父母のお寺のそばの、不思議な古民家に宿泊。
まるで人の家。ご夫婦が住んでいて、ほかのお部屋を貸しているので、
人の家には間違いないのだけど。親戚のうちにきたみたいで妙に落ち着く。

しかし朝、お墓参りから戻ってきたわたしたちを迎えてくれた、
朝食は素晴らしかった! 鎌倉でとれたばかりのお魚たくさんの和定食。
小鉢、10皿はあったような。

おなかいっぱいで外へ出ると、陽射しがまるで沖縄のよう。
今日はこの夏いちばんの暑さだよと言われた通り、ものすごい天気。

ぶらぶらする予定だったけど、さすがに耐えられなくて江ノ島水族館へ。
なぜかイルカショーで泣きそうになるわたしに、
「まあ、あなたは大袈裟だから……」と呆れていた夫。
ゆっくり館内を見て、ようやく涼しくなってきたので、こ寿々にいったり、
お漬けものを買ったりして、東京へ。

暑い暑い夏が、ついにやってきたなあ。
今年はプールに行こう。

スイートかぼちゃおにぎり





0708:テレビ事情


ここに引っ越してくるとき、テレビを捨てた。
正確には売ったのだけど、もちろんお金に困っていたわけじゃない……。
今うちにあるのは、一台の、ワンセグ並みにちいさい(夫談)テレビデオだけ。
こうなってから、ほんとうに我が家ではテレビを見なくなった。

もともと、テレビがだらだらとついている環境が苦手だ。
観たいときだけプチッとつけて観て、消せばいい。
そういうふうに使うなら、素敵な番組はいっぱいあるし、ためになるし、
いいもんだと思う。

けれど我が家にいる、テレビ依存症の夫。
彼がいるときは必ずテレビがついている、という状態。
彼は子どものようにテレビの前でぼうっと釘づけに硬直していて、
人の話も聞かず、ごはんもよく見ないで食べる。

それで、思いきって捨てた。
ないのは不便なので、ちいさなテレビだけを残して。
そうしたら、夫は「こんなちいさい画面で見る気がしない」と言って、
テレビから遠ざかった。

わたしもなんだか不思議なもので、「よし、今日はテレビを観よう」
と、決めて観るようになった。きっと昔はこうだったんだろうな。
さあ観るぞと言ってテレビをつけ、おもしろかった! と言ってテレビを消す。

それでわたしたちの会話が増えたかどうかは微妙だが、
とても健全な生活になった気がする。
このオイル漬けのフォカッチャはすぐ売り切れる





0706:ニホンの食卓


豚肉を、このあいだ母が木登りして採ってきたあんずと煮こむ。
あとは適当に、赤ワイントマト玉ねぎローリエ黒胡椒などぶちこんで。
かたく炊いた玄米とワンプレートにして、今日の夕食でございます。

きのうは入籍記念日だったため、三宿の有機野菜レストランへ。
どうも説明書きに「自然食」とあると予約してしまう妻を持つ夫セレクト。
素敵なお店でしたが、この日夫がラタトュイユという食べものを知らなかった、
という事実が発覚。

ラタトゥ? ラタトイ? と、こわごわ注文していた夫よ。
ラタトュイユはさすがに知っておいたほうがいいぞ。

でも、外で食べる食べものの名前って難しい。
考えてみれば、スパゲティをいつからパスタと呼ぶようになったのだ。
パスタの種類も多いし、名前もへんてこで難しい。
フィトチーネやカッペリーニくらいはわかっても、あとはさっぱり。
ファルファッレ? なんか盛大な行事につきもののラッパの曲みたい。

スパッツはレギンスになり、トレーナーは消えた。
そういうことなのだろう。